最も効率の良いプログラミングの学習方法
2019-12-20
2020-04-25

プログラミング始めたいな〜
でも、何からやれば良いのかな?
間違った方法で進めていって時間を無駄にしたくないな…
✅この記事はこのような方向けの記事です
- プログラミングを始めたいけど何から始めたらいいか分からない
- 始めたはいいけど、今の学習の進め方が正しいか不安を感じる
プログラミングを勉強している方の中にはこのような悩みを抱えている方はとても多いと思います。
実際、私もプログラミングの学習を開始したときは何から手をつけたら良いのか分からず、
取り掛かるのに時間がかかってしまいました。
今回はこのような悩みを解消するために、
私の実体験と他の方の情報を基に最も効率の高いプログラミング学習の進め方について解説します。
初学者は本での勉強はおすすめしない
プログラミングを勉強する方法として何があると思いますか?
真っ先に思い浮かぶのは本ではないでしょうか。
どこの書店に行って見てもプログラミング関係の本がありニーズもあることから、
やはりプログラミングの勉強方法としてはスタンダードだと思います。
ですが、これから初めてプログラミングを学ばれる方は本で勉強するのはオススメしません。

勉強するなら本だと思って、たくさん積読しちゃったよ…
何で、本じゃダメなの?
なぜなら、本は余計なことまで事細かに書かれ過ぎているからです。
プログラミングで何かしらのwebサイトを作る上ではあまり必要性のないものまで書かれています。
もう一つ、本で勉強してはいけない理由としては、
パソコンと本を目で何回も往復してコードを書き写すという作業が非常に手間だからです。
コードを書き写したものの、実際に動かしてみるとエラーが起きてしまい、
どこかが間違っているのかまた確認するという作業でパソコンと本の往復作業をするととても萎えます。
上記の理由から、初めてプログラミングに触れる方は本から入ることは避けるべきでしょう。
Web上の学習サイトがオススメ
では、何を使えば良いのか?
それはズバリ、「Progate」や「ドットインストール」のようなWeb上で勉強を進める学習サイトです。
これらはインターネット環境さえあれば、気軽に学習することができます。
また、Progateの場合、初学者が最も苦労するであろう環境構築もする必要がないため、
すぐに挫折することなくプログラミングを学ぶことができるでしょう。
ドットインストールは、動画で環境構築した上で本番環境での学習の解説をしているので
より実践的な環境で勉強したい方にはおすすめです。

すごく分かりやすく長続きしそう!
それに動画の解説もあってとても丁寧!
また、本と比べてはるかに優れた点があります。
それは月額1000円程度で豊富な数のプログラミング言語やフレームワークといった技術を学ぶことができる点です。
本は一つの技術を学ぶのに1000円以上も払い、その上時間もたくさんかけながら読み進めて行かなければいけませんが、
学習サイトはコストパフォーマンスを見れば断然上なのです。
他にもプログラミングを勉強する方法はありますが、
初めのうちは学習サイトで学ぶのが一番でしょう。
学習サイトを何周もしていませんか?
前述の通り、「Progate」や「ドットインストール」などの学習サイトを使うと
プログラミングを楽しく学ぶことができます。
ただ、ここで一点大きな注意点があります。
それは、同じトピックを何周もしないということです。
完璧主義の人ほど陥り安いのですが、自分が完全に理解できるまで同じところを何周もする方がいらっしゃいます。
正直、学習サイトを使う場合は一つのトピック(言語)を学ぶのなら一周だけで十分でしょう。

え、繰り返しやることで身につきそうだけど、
そうじゃないの?!
理由としては、実際にポートフォリオなど自分で一から考えてwebサイトを作ろうと思ったら
大抵細かいところまで覚えていないからです。
というのも、学習サイトはテキストに沿って言われた通りにコードを書いて行くので記憶にはあまり定着しません。
学生時代のテスト勉強を思い出していただければ分かりやすいのですが、
ひたすら教科書を読んでノートを作って、いざテストに臨んでみると意外と解けないことがありませんでしたか?
まさに学習サイトの利用も同じなのです。
プログラミングも学生時代の勉強と同様で、教科書と同じである学習サイトでの勉強は一周程度で良いでしょう。
こういう構文があるのだな、という程度で済ませて次のステップへ移りましょう
これについて同様に解説している有名な方で、
雑食系エンジニアのKENTAさんがYOUTUBEであげている動画をみると同様のことを言っています。
全部理解してから進めないとまた戻って勉強し直さないといけないのではないか?
という不安を感じるかもしれませんが、プログラミングなんて実際調べては解決、調べては解決の繰り返しなので、
現時点で曖昧でも先に進む勇気を持つことこそが最も効率の良い学習に繋がるでしょう。
遅延評価的勉強法を使って実際に自分で考えて作ってみる
では次のステップとしてなにをすれば良いのでしょうか。
それは、実際に自身の手で一からサービスを作りあげることです。
正直あまり自信ないなあと感じるかもしれませんが、最初は簡単なもので良いのです。
例えば、基礎中の基礎であるHTML/CSSを学習している最中であれば、
自分のプロフィールサイトを作ってみても良いですね。
サーバサイドの言語を勉強中でしたら、掲示板やTodoリストなど簡単なものを作るのが
おすすめです。
最初からすごいサービスを作ろうなどとは思わずに、
自分が作りたいと思うもので簡単そうなものから取り掛かるのが挫折しないコツです。

プロフィールサイトや掲示板だったら、簡単に作れそうだね!
それに自分なりの工夫もしたら、ポートフォリオにできそうだ!
そもそも、なぜこの学習方法を強く勧めるかというと、
一から自分自身の頭で考えて分からないところをその都度ネットで調べることで、
より記憶と体へ定着しやすいからです。
前述で出した例のテスト勉強でいうところの、教科書での勉強の後の問題を解くという応用に当たる作業になります。
この学習方法としては割と色々な方が解説しています。
その中で「遅延評価勉強法」というid:amachangさんというITエンジニアの方が考えた造語がありまして、
このプログラミングの学習方法について詳しく解説しているサイトがあるので参考にしてみて下さい。
ここまで解説したことを実践したら、
勉強方法を気にするよりも後はひたすらコードを書くことに集中すべきでしょう。
そして、自分が納得いくまで勉強ができたと感じたら転職活動に入るなり、
フリーランスを目指すなら案件の獲得の行動に移る段階です。
まとめ
プログラミングを触ったことがない人、学習サイトなどで基礎をある程度身につけた人向けに
最も効率の良い学習方法について解説しました。
これらは私が実際に感じて取り組んだ方法ですが、
恐らく人によっては別な方法もあると思います。
それが分かるのはどちらにせよ、まずは行動しないと何も始まりません。
とりあえず、まだ自分の中でやることが明確に決まっていない方は
この記事の順でプログラミングの勉強を始めてはいかがでしょうか?