未経験者がITエンジニア転職をする際にやるべきこと
2019-12-12
2020-04-25
実務未経験者がIT企業に転職するためには、プログラミングスキルを高めることが重要です。
実際に転職活動をしてみるといかにそのスキルをアピールできるかにかかっていると感じました。
今回、それらを企業にアピールするための方法を紹介したいと思います。
Qiitaで学習したことを解説付きで投稿する
プログラミング関連の技術共有サイトのQiitaをご存知でしょうか?
このサイトではプログラミングに関する様々な情報をユーザーが自由に
投稿することができて、さらに他人の記事も閲覧することができます。
そこで、日々、自分が学習したことを残す備忘録としてQiitaに投稿することをオススメします。
なぜなら、学習成果を投稿することでプログラミングのアウトプットと他人に解説するスキルが
身についていると認識してもらえるからです。
仕事をする上では自分だけが理解しているだけではダメで、企業としては学んだことを
ちゃんと情報共有できる能力がある人間が欲しいものです。
それを証明する手段の一つとして、Qiitaにマメに記事を投稿するのが良いでしょう。
もちろん、Qiitaには非常にレベルの高い記事もあり、素人の自分が書いた内容なんて載せるべきではないと
思われるかもしれません。
ですが、最初のうちは間違っていても良いんです。自分の理解が間違っていたら、それを正す良い機会ですし、
相手に分かり安く解説をする努力をすることでエンジニアとしての力量が自然と上がるため、
どんどん投稿して行きましょう。
ブログを書く
Qiitaでの学習成果を投稿するのと似てはいますが、ブログを書くのも良いでしょう。
ブログはQiitaなどの不特定多数の記事を投稿するサイトと違って、
ブログサイトそのものが自身のオリジナルコンテンツのため、それを運営していることが
評価を得られるからです。実際、ブログを運営している人というのは意外とあまりおらず、
差別化することができます。
執筆する内容に関してですが、プログラミングについてのテーマが一番良いのですが、
別にQiitaのように技術に関する記事じゃなくて、ITに関するNEWSについての感想などでも
良いでしょう。
それを閲覧してもらうことで運営者の考え方を理解してもらうことで、面接前から自分のことをたくさん知ってもらうことができます。
Twitterに学習ログを残す
プログラミング学習しているということをTwitterで毎日投稿するのも採用担当者の目にとめる上では効果的でしょう。
ITエンジニアは常に勉強し続けなければいけない職業です。
未経験者であれば尚更毎日勉強するのはマストです。
これを証明する方法としてQiitaやブログがありますが、毎日記事を投稿するのは中々大変です。
それをできるだけ簡単に伝えるツールとして気軽に投稿できるTwitterが良いのです。
例えば、「今日は〇〇を勉強した」「〇〇の理解が足りていないので明日はこれを勉強しよう」など
こんな簡単な一言でも良いのです。
さらに最近ではハッシュタグで「#100DaysOfCode」というのもエンジニア界隈では流行っており、
プログラミング学習を100日間続けようという目的で使われています。
こういったハッシュタグを利用して、目標を立てるのも良いですし、
同じ駆け出しエンジニア仲間を見つけることができてとてもモチベーションに繋がります。
[DAYS88,89] Total 346h
— 遠藤達也 (@engineertatsuya) October 2, 2019
ポートフォリオの修正をbootstrapにて行った。レスポンシブ化が簡単にできてすごく楽^_^
ただ、決まったクラスにしないといけないので慣れるまでに時間がかかりそう。明日届くbootstrapの書籍で加速させる!#駆け出しエンジニアと繋がりたい #CodeCamp#100DaysOfCode
ただし、注意が必要なのはできるだけ、プログラミングには関係ないツイートはしないことです。
最終的には採用担当者に見てもらうことを想定しているため、人の悪口であったり、
あまりプログラミングとは関係ないことはツイートしないのがベターでしょう。
勉強会に積極的に参加する
プログラミングの勉強会に参加するというのもITエンジニアを目指すためには欠かせないことです。
誘惑が多い家で一人で勉強するのとは違い、他の方も同席するので勉強に集中して取り組むことができます。
それと最も重要なのが、他の現役エンジニアの方々も参加されることがあるため、
ITエンジニアに関する人脈も築けますし、色々な情報をもらうことができます。
このように勉強会に参加することはとても意義があることですが、
ただ勉強会に参加して勉強になったなと思うだけでは勿体ないです。
実際に参加したということをこの後に紹介する「Wantedly」などにぜひ載せましょう。
知らない人が来る勉強会に参加するというのは勇気がいるものです。
それでも積極的に参加したということはITエンジニアになりたいという本気度が企業には伝わるため、
「Wantedly」やTwitterにも参加したということを載せることをオススメします。
勉強会に参加するにはITの勉強会支援サービスの「Conpass」が良いでしょう。
勉強会は全国で開かれているので、地方の人でも気軽に参加できるのでまずは検索してみましょう。
WantedlyやGreenのプロフィールを充実させる
<Wantedly>
<Green>
引用元:https://www.green-japan.com/
ITエンジニアを目指す上では求人サイトの「Wantedly」と「Green」のプロフィールを
充実させることは絶対に取り組むべきことです。
未経験からIT企業に転職するのであれば、間違いなくこの2つを利用するはずです。
これらに求人を載せている企業はプロフィールを自由に閲覧することができるため、
スキルであったり、どんなことをこれまでにしたのかなどとても詳しく知りたいものです。
意味のないことをだらだらと書くのは良くないですが、関係すること、特にこれからやりたいことや
エンジニアになるために取り組んでいることなどを細かく書いている人からは本気度が伝わり、
採用担当者の目を引くことができるでしょう。
特に「Wantedly」はプロフィールが充実すればするほど、Wantedly独自のスコアが上がっていくことで
書類選考や面接前から他の人よりもリードすることができます。
先ほどまでに解説したQiita、ブログ、Twitter、勉強会の参加などについてもプロフィールに掲載することができるため、
二重、三重とより相乗効果が得られます。
まとめ
ITエンジニアになるためにはプログラミングができるだけでは採用には結びつきません。
これまでやった努力をいかに企業にアピールするかで大きく変わって来るのです。
そのためには勉強と並行して行う日々の積み重ねがとても大切なのです。
逆を言えば、学歴や経歴によらずにどれだけ工夫するか次第で自分が行きたい企業に入れるでしょう。
もし、ただひたすら勉強のみをし続けている方がいたら、これらの取り組みもぜひ実践してみ下さい。